マタイによる福音書 10:1-2-4 リビングバイブル (JLB)

1.  イエスは、十二人の弟子たちをそばに呼び寄せられ、彼らに、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、病弱を治す権威をお与えになりました。

2-4. その十二人の名前は次のとおりです。シモン〔別名ペテロ〕、アンデレ〔ペテロの兄弟〕、ヤコブ〔ゼベダイの息子〕、ヨハネ〔ヤコブの兄弟〕、ピリポ、バルトロマイ、トマス、マタイ〔取税人〕、ヤコブ〔アルパヨの息子〕、タダイ、シモン〔「熱心党」という急進派グループのメンバー〕、イスカリオテのユダ〔後にイエスを裏切った男〕。伝道の心がまえ

10. 旅行袋に、着替えの服や、くつ、それに杖も。 そういうものは、あなたがたが助けてあげる人たちから、世話してもらいなさい。 それが当然のことです。 

11. どんな町や村に入っても、神を敬う人を見つけ、次の町へ行くまで、その家に泊まりなさい。 

12. 泊めてもらう時は、心から頼み、その家の祝福を祈りなさい。 

13. もし、神を敬う家庭なら、その家は必ず祝福されるし、そうでなければ、祝福されないでしょう。  

14. あなたがたを受け入れない町や家があったら、そこを立ち去る時、足からその場所のちりを払い落としなさい。 

15. よく言っておきますが、さばきの日には、あの邪悪なソドムとゴモラの町のほうが、その町よりまだ罰が軽いのです。

16.  いいですか。 あなたがたを派遣するのは、いわば、羊を狼の群れの中へ送るようなものです。 ですから、用心深さの点では蛇のように、純真さの点では鳩のようになりなさい。 

17. 気をつけなさい。 あなたがたは捕らえられて、裁判にかけられ、会堂でむち打たれるからです。  

18. わたしのために、総督や王たちの前で取り調べられることもあります。 その時こそ、わたしのことを彼らに知らせ、さらに世間の人々に証言するチャンスです。

19.  逮捕されたら、取り調べの際、どう釈明しようかなどと心配してはいけません。 その時その時に適切なことばが語れるからです。 

マタイによる福音書 10