15. エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父です。
16. そして、ヤコブはヨセフの父です〔このヨセフが、キリストと呼ばれるイエスの母マリヤの夫となった人です〕。
17. こういう次第で、アブラハムからダビデ王までが十四代、ダビデ王からバビロン移住までが十四代、バビロン移住からキリストまでが十四代となります。約束されていた救い主
18. イエス・キリストの誕生は次のとおりです。 母マリヤはヨセフと婚約していました。 ところが、結婚する前に、聖霊によってみごもったのです。
19. 婚約者のヨセフは、神の教えを堅く守る人でしたから、婚約を破棄しようと決心しました。 しかし、人前にマリヤの恥をさらしたくなかったので、ひそかに縁を切ることにしました。
20. ヨセフがこのことで悩んでいた時、御使いが夢に現われて言いました。 「ダビデの子孫ヨセフよ。 ためらわないで、マリヤと結婚しなさい。 マリヤは聖霊様によってみごもったのです。
21. 彼女は男の子を産みます。 その子をイエス(救い主)と名づけなさい。 この方こそ、ご自分を信じる人々を、罪から救ってくださるからです。
22. このことはみな、神様が預言者を通して語られた、次のことばが実現するためです。
23. 『見よ。 処女がみごもって、男の子を産む。 その子はインマヌエル〔神が私たちと共におられる〕と呼ばれる。』」
24. 目が覚めると、ヨセフは、御使いの命じたとおり、マリヤと結婚しました。