1. イスラエルが子供のころ、わたしは彼を息子のように愛し、エジプトから連れ出した。
2. それなのに、呼べば呼ぶほど、彼はますます反逆し、バアルにいけにえをささげ、偶像に香をたいた。
3. わたしは、赤ん坊の時からいろいろと面倒を見、歩くことを教えたり、腕に抱いたりした。 だが、彼らを育てたのはこのわたしであることを、彼らは知りもしなければ、心にかけようともしない。
4. まるで気に入った牛を引いて歩くように、わたしはイスラエルを愛の綱で導いた。 食べる時には、くつわをゆるめ、わたし自身しゃがんで食べさせてやったりした。
5. それなのに、わたしの国民はエジプトやアッシリヤに帰ろうとする。 わたしのところへ帰りたくないからだ。