1-2. 愛する皆さん。 これは二通目の手紙です。 私はこの二通の手紙で、あなたがたがすでに知っている事柄を、もう一度、思い起こさせようとしたのです。 あなたがたはそれを、昔の聖なる預言者から、また、主であり、救い主である方のことばを伝えた、私たち使徒から学びました。
3. まず第一に思い出してほしいことは、終末の時代には、あざける者どもが現われ、真理をあざ笑い、思いつくかぎりの悪を行なうということです。
15-16. なぜ主が、こんなにも長く待っておられるのか、よく考えてみなさい。 主は、私たちが救いの教えを伝える時間を与えておられるのです。 学識の深さで知られる、愛する兄弟パウロも、多くの手紙の中で、同じことを書いています。 しかし彼の手紙には、むずかしいところがあるので、中には、それをいいことに、わざと的はずれの解釈をする人がいます。 彼らは、聖書のほかの個所でもそうするのですが、パウロが言おうとしていることとは、全く別の意味を引き出しているのです。 それは、自分で滅びを招いているようなものです。