1-2. ところで、神様と人間との間に交わされた最初の契約にも、礼拝についての規定があり、そのために建てられた神聖な幕屋がありました。 この幕屋には二つの部屋があり、第一の部屋は聖所と呼ばれ、金の燭台と、特別なきよいパンを載せる机が置いてありました。
3. 聖所の奥に、幕で仕切られた第二の部屋があって、至聖所と呼ばれていました。
4. 至聖所には、金の香壇と、全面を純金でおおわれた契約の箱がありました。 その箱には、「十戒」を記した二枚の石の板、マナを入れた金のつぼ、芽を出したアロンの杖が納めてあったのです。
5. この箱の上には、ケルビム〔神の栄光の守護者たち〕と呼ばれる御使いの像があって、黄金のふたをおおうように、大きな翼を広げていました。 このふたは、「恵みの座」と呼ばれます。 しかし、これ以上くわしく述べる必要はないでしょう。