1. メルキゼデクは、サレムの町の王で、すぐれて高い神様の祭司でした。 アブラハムが多くの王たちとの戦いに勝って凱旋した時、メルキゼデクは出迎えて祝福しました。
2. その時アブラハムは、戦利品の十分の一をメルキゼデクに差し出しました。メルキゼデクという名前の意味は「正義」であり、サレムという町の名は「平和」を意味していました。 ですから、彼は正義の王であり、平和の王です。
3. メルキゼデクには父も母もなく、先祖の記録もありません。 また誕生も死もなく、そのいのちは、神の子のいのちに似ています。 それゆえ、彼は永遠に祭司なのです。
4. メルキゼデクがどんなに偉大な人物であるか、考えてみましょう。神様がお選びになった人の中で、最も尊敬されていたアブラハムでさえ、メルキゼデクには、王たちからの戦利品の十分の一を与えました。
12-14. 新しい系統の祭司が立てられる時、それを受け入れるために、神様のおきても改められなければなりません。 キリスト様がレビ族とは全く無関係の、しかも、モーセが祭司として任命したこともない、ユダ族から出られたことは、周知の事実です。