5. 確かにモーセは、神の家のために、賞賛に値する仕事をしました。 しかし彼は、単なる神の召使にすぎません。 モーセの果たした主要な役割は、後に起こることを暗示することでした。
6. しかしキリスト様は、神様の忠実な息子として、神の家のいっさいの管理を任されました。 もし私たちが、最後まで、揺るがぬ確信を持ち続け、喜びと主への信頼を失わなければ、その神の家となれるのです。 そして神様が、そこに住んでくださるのです。
9. 彼らは神様が忍耐強いので図にのり、何度も何度も反抗しましたが、四十年の間、神様はそれを忍び通されました。 そればかりか、彼らの目の前で驚くべき奇蹟を行ない続けられました。
10. しかし、とうとう神様が、こう宣言される時が来たのです。 「わたしの怒りは極に達した。 彼らはわたしに心を向けたことがなく、いつもほかを見ていた。 そんな彼らに、わたしの用意した道が見いだせるはずがない。」
11. 神様は怒り、決して人々を休息の地に導かないと、誓いを立てられたのです。
12. 愛する皆さん。 心が悪に染まり、不信仰にこりかたまって、生ける神様から離れることがないように、自分の心を見張りなさい。
13. まだ時間があるうちに、日々、互いにこのことを確かめ合いなさい。 そうすれば、一人も罪の魅力に惑わされて、神様に心を閉ざす人が出ないでしょう。
14. もし私たちが、初めてキリスト様を信じた時と同じ気持ちで、神様に信頼し、最後まで忠実であれば、キリスト様にあるいっさいの祝福を、受けることができるのです。