7. 見なさい。 クシャンとミデヤンの人々は、恐れおののいています。
10. 山々はそれを見て、震え上がりました。 激流がどっと押し寄せ、底知れぬ深い淵が降伏の叫びをあげました。
11. 得意満面だった太陽や月も色を失い、神様の矢から発する輝きと、きらりと光る槍のひらめきとで、すっかりぼやけてしまいます。
12. 神様は憤りに燃えて地を行き巡り、御怒りで国々を踏みつけてしまわれました。
13. ご自分が選んだ民を救うために出て来て、悪者どもの頭をたたき割り、頭のてっぺんから足のつま先まで、その骨をさらしものになさいました。
14. イスラエルなど物の数ではないと、つむじ風のように押し寄せて来た者たちも、自らの武器で滅ぼされてしまいました。
15. 神様の騎手たちは、海を渡って行進しました。 さかまく海は、せき止められたように高くもり上がったのです。
16. これを聞いて、私は震え上がり、歯ががくがくしています。 足もとがふらつき、ぶるぶる震えています。 それでも、私たちを襲った者たちに苦しみが襲いかかる日を、静かに待ちましょう。
17. いちじくの木が枯れて花も実もつけず、オリーブの木も実りがなく、畑が荒れたままになっても、また、羊の群れが野で死に絶え、家畜小屋がからっぽになっても、
18. 私はなお、神様を信じて喜びます。 私を救ってくださる神様に感謝します。
19. 神様は私の力です。 神様は私を鹿のように速く走れるようにし、山々を安全に越えさせてくださるのです。(聖歌隊の指揮者へ。 この詩は弦楽器に合わせて歌うこと。)