6. 神様はしばらくの間じっと立ち止まり、地上を見渡しておられます。 やがて国々を揺り動かし、今まで、びくともしないように見えた山々を打ち砕き、丘を平らになさるのです。 御力は変わることがありません。
7. 見なさい。 クシャンとミデヤンの人々は、恐れおののいています。
10. 山々はそれを見て、震え上がりました。 激流がどっと押し寄せ、底知れぬ深い淵が降伏の叫びをあげました。
11. 得意満面だった太陽や月も色を失い、神様の矢から発する輝きと、きらりと光る槍のひらめきとで、すっかりぼやけてしまいます。
12. 神様は憤りに燃えて地を行き巡り、御怒りで国々を踏みつけてしまわれました。