ハバクク書 3:5-16 リビングバイブル (JLB)

5. ペスト菌が神様の前を進み、あとから、恐ろしい伝染病がぴったりとつき従います。 

6. 神様はしばらくの間じっと立ち止まり、地上を見渡しておられます。 やがて国々を揺り動かし、今まで、びくともしないように見えた山々を打ち砕き、丘を平らになさるのです。 御力は変わることがありません。 

7. 見なさい。 クシャンとミデヤンの人々は、恐れおののいています。

10. 山々はそれを見て、震え上がりました。 激流がどっと押し寄せ、底知れぬ深い淵が降伏の叫びをあげました。 

11. 得意満面だった太陽や月も色を失い、神様の矢から発する輝きと、きらりと光る槍のひらめきとで、すっかりぼやけてしまいます。

12. 神様は憤りに燃えて地を行き巡り、御怒りで国々を踏みつけてしまわれました。 

13. ご自分が選んだ民を救うために出て来て、悪者どもの頭をたたき割り、頭のてっぺんから足のつま先まで、その骨をさらしものになさいました。 

14. イスラエルなど物の数ではないと、つむじ風のように押し寄せて来た者たちも、自らの武器で滅ぼされてしまいました。

15. 神様の騎手たちは、海を渡って行進しました。 さかまく海は、せき止められたように高くもり上がったのです。 

16. これを聞いて、私は震え上がり、歯ががくがくしています。 足もとがふらつき、ぶるぶる震えています。 それでも、私たちを襲った者たちに苦しみが襲いかかる日を、静かに待ちましょう。

ハバクク書 3