ハバクク書 3:2-17 リビングバイブル (JLB)

2. 神様。 今、私は、神様の評判を聞きました。 神様が行なおうとしておられる恐るべきことを知り、恐れをもって御前にひれ伏しています。 この困難な時代に直面している私たちを、以前のように助けてください。 神様の御力を示してください。 御怒りの中にも、あわれみを忘れないでください。

3. 見なさい。 神様がシナイ山から砂漠を横切って来られます。 神様の輝きが天地に満ちています。 栄光は天に満ち、神様への賛美が地にあふれています。 神様は、なんとすばらしいお方でしょう。

4. 御手からは、まばゆいばかりの光が放たれます。 神様は恐るべき御力を秘めておられます。 

5. ペスト菌が神様の前を進み、あとから、恐ろしい伝染病がぴったりとつき従います。 

6. 神様はしばらくの間じっと立ち止まり、地上を見渡しておられます。 やがて国々を揺り動かし、今まで、びくともしないように見えた山々を打ち砕き、丘を平らになさるのです。 御力は変わることがありません。 

7. 見なさい。 クシャンとミデヤンの人々は、恐れおののいています。

10. 山々はそれを見て、震え上がりました。 激流がどっと押し寄せ、底知れぬ深い淵が降伏の叫びをあげました。 

11. 得意満面だった太陽や月も色を失い、神様の矢から発する輝きと、きらりと光る槍のひらめきとで、すっかりぼやけてしまいます。

12. 神様は憤りに燃えて地を行き巡り、御怒りで国々を踏みつけてしまわれました。 

13. ご自分が選んだ民を救うために出て来て、悪者どもの頭をたたき割り、頭のてっぺんから足のつま先まで、その骨をさらしものになさいました。 

14. イスラエルなど物の数ではないと、つむじ風のように押し寄せて来た者たちも、自らの武器で滅ぼされてしまいました。

15. 神様の騎手たちは、海を渡って行進しました。 さかまく海は、せき止められたように高くもり上がったのです。 

16. これを聞いて、私は震え上がり、歯ががくがくしています。 足もとがふらつき、ぶるぶる震えています。 それでも、私たちを襲った者たちに苦しみが襲いかかる日を、静かに待ちましょう。

17. いちじくの木が枯れて花も実もつけず、オリーブの木も実りがなく、畑が荒れたままになっても、また、羊の群れが野で死に絶え、家畜小屋がからっぽになっても、 

ハバクク書 3