4. さあ、今から言うことをしっかり頭にたたき込め。 〔カルデヤ人がそうするように〕、悪者は自分だけを信頼し、ついには滅びる。 だが正しい人は、わたしに信頼することによって生きる。
5. おごり高ぶったカルデヤ人は、自分たちのぶどう酒によって裏切られる。 ぶどう酒は人を欺くものだからだ。 彼らは貪欲で、まるで死や地獄のように、多くの国を自分のもとにかき集めても、なお飽き足らない。
6. 捕らえられた者たちが、そういう彼らを物笑いの種にする時がくる。 『強盗ども。 とうとう年貢の納め時がきたな。 人を苦しめたり、かすめたりした当然の報いを受けろ!』
7. 突然、おまえが借金していた者たちが、怒り狂って刃向かい、おまえの持ち物を奪い取る。 その時、おまえはなすすべもなく立ち尽くし、ただ震えている。
8. おまえは多くの国を滅ぼした。 今度は、彼らがおまえを滅ぼす番だ。 人殺し。 おまえは、すべての町も田舎も、めちゃめちゃにしてしまった。
9. 不正な手段で富を得ながら、自分だけは災いから逃れようとしている。 そういうおまえは、のろわれよ!
10. 自分が犯した殺人の罪で、自分の名をはずかしめ、いのちまで失うのだ。
11. まさに、おまえの家の石壁が、おまえを訴えている。 天井の梁までが、それに同調している。
12. 流血と強奪で得た財貨で、町を築き上げようとしている。 そういうおまえは、のろわれよ!
13. わたしは、神に逆らう国民の利益を、彼らの手の中で灰にする。 彼らがどんなに精を出しても、すべてが水の泡だ。
14. 海が水で満たされているように、全世界が神の栄光を知ることで満たされる時がくる。