4. だが、勇気を出せ、ゼルバベルよ、ヨシュアよ、全国民よ。 元気を出して働け。 天の軍勢の主がこうお語りになる。 『わたしはおまえたちと共にいる。
5. エジプトを脱出した時、わたしの霊がおまえたちにとどまる、と約束したとおりだ。だから、恐れるな。』
6. 天の軍勢の主はこうお語りになるのだ。 『しばらくして、わたしは天と地を、また海と陸を揺り動かす。
7. すべての国をも揺り動かす。 すべての国の待ち望む方〔メシヤ〕が、この神殿に来て、ここをわたしの栄光で満たす。
10. ダリヨス王の治世の第二年の十二月上旬に、次のような神様からのお告げが、預言者ハガイによって示されました。
11. 祭司たちに、おきてのことで次のように尋ねよ。
12. 「おまえたちのうちだれかが、神聖ないけにえを着物に入れて運んでいて、着物がパンかぶどう酒か肉に触れたら、触れたものは聖なるものとなるか。」 祭司は答えました。 「いや、そんなことで聖なるものにはならない。」
13. ハガイは続けて尋ねました。 「だれかが死体に触れるなら、礼拝規則上は汚れる。 では、その人が何かに触れると、それも汚れるのか。」「そのとおりだ。」
14. そこでハガイは、神様のために、もっとはっきり言いました。「おまえたちはみな、身勝手な態度をとり、良からぬ思いで日を過ごし、自分がささげるいけにえを汚している。 いや、いけにえだけではない。 わたしに対する務めまでも汚している。
15. それで、することなすことが、うまくいかなかったのだ。 だが、今からは違う。 神殿を建て始めたからだ。
20. 同じ日に、別のお告げがハガイに示されました。
21. ユダの総督ゼルバベルに告げよ。 「わたしは天と地を揺り動かそうとしている。
22. また、もろもろの王座をくつがえし、もろもろの王国の力を滅ぼそうとしている。 その兵力は砕かれ、彼らは同士討ちで自滅する。
23. そのことが起こったら、わたしのしもべゼルバベルよ、おまえを登用しよう。 おまえは、わたしの指にはめた印章つきの指輪のようになる。 わたしが特別に選んで、誉れを授けたからだ。」 このように、天の軍勢の主がお語りになるのだ。