ネヘミヤ記 6:4-16 リビングバイブル (JLB)

4.  彼らはしつこく、四度も同じ手紙をよこしたので、そのつど、同じように答えておきました。 

7. それに、エルサレムでは預言者を任命し、『ネヘミヤこそ、われわれに必要な人物だ』と言わせているとか。このことは、必ずアルタシャスタ王の耳に入れます。 悪いことは言いません。 さあ、おいでなさい。 話し合う余地は十分にあります。これしか助かる道はありませんぞ。」

8.  私はこう答えてやりました。「胸によく手をあてて、考えてみることですな。 うそ八百を並べ立てているだけではありませんか。 

9. 私たちを脅迫して、ただ工事を中止させたいだけなのです。」 ああ、神様、どうか、私に力をお与えください。

10.  数日後、私は、メヘタブエルの孫でデラヤの息子シェマヤを訪ねました。 神様からお告げがあったと聞いたからです。「神殿に身を隠して、とびらを閉めるのです。 今晩、やつらはあなたを殺しにやって来ますぞ」と、彼は急を告げました。

11.  「知事たる者が、どうして、危険だからといって逃げ出せましょう。 それに、祭司でもない私が神殿に入ったりすれば、いのちを失います。 とんでもないことです。」

14.  「神様、トビヤ、サヌバラテ、女預言者ノアデヤ、その他の預言者の罪を、一つ残らず覚えていてください。 あの手この手で、私の気持ちをくじこうと謀りました。」

15.  城壁は、着工から五十二日後の九月はじめに完成しました。

16.  敵や回りの国々は、これを知って驚き、恐れをなしました。 神様の助けがあったからこそ、この工事ができたのだ、と思い知らされたからです。 

ネヘミヤ記 6