1. さて、城壁工事も余すところ、門のとびらを取りつけるだけとなりましたが、サヌバラテ、トビヤ、アラブ人ゲシェムや、その他の敵どもは、工事もほぼ完成したと聞くと、
2. 手紙をよこして、オノ平野にある村で会見したいと言ってきました。 しかし、それは私を殺す陰謀だと感づいたので、
3. 次のような返事を送ってやりました。「まだ、この大事業は終わっていません。 中途で放って、そちらへ出向くわけにはまいりません。」
4. 彼らはしつこく、四度も同じ手紙をよこしたので、そのつど、同じように答えておきました。
12-13. その時、私は何もかも悟ったのです。 それは神様のお告げではなく、トビヤとサヌバラテの陰謀であったことを。 シェマヤを買収して、私を脅し、神殿に逃げ込むような罪を犯させて、非難のほこ先を向けようとしたのでした。