3. 「いや、実は、ひどいものです。 城壁はくずれ、門も焼き払われたままで。」
4. これを聞いて、私は泣きだしてしまいました。 それからというもの、断食して、幾日も、天の神様にひたすら祈って過ごしたのです。
5. 「神様、偉大で、恐るべきことをなさる神様。 神様は、あなた様を愛し従う者には、約束を守り、愛と思いやりを示してくださるお方です。 どうか、この祈りをお聞きください。
6-7. 私の訴えに耳を傾けてください。 夜も昼も、イスラエル国民のために祈っている私に、目を留めてください。 確かに私どもは罪を犯してしまいました。 恐れ多くも、神様のしもべモーセによって示された戒めを破るような罪を、犯してしまったのです。
10. 私どもは神様に仕える者です。 その偉大なお力によって救われた国民です。
11. 神様、どうかこの祈りを聞き入れてください。 神様を喜び敬う者の祈りを、聞き捨てにしないでください。 王のもとへ行き、あることを願い出るつもりでおります。 どうかお助けください。 寛容な答えをいただけるよう、お取り計らいください。」 当時、私は王の献酌官をしておりました。