テモテヘの第一の手紙 5:11-20 リビングバイブル (JLB)

11. 若い未亡人を、そのような特別な婦人たちと同列に扱ってはいけません。 それというのも、若い人はキリスト様への誓いを無視して、再婚したがるからです。 

12. その結果、初めの約束を破ったというので、きびしい非難にさらされることになります。 

13. その上、彼女たちときたら、怠けやすく、あちこちの家を遊び歩いては、うわさ話に花を咲かせ、やたらに、おせっかいをやきたがるのです。 

14. それで私は、そういう若い未亡人には再婚を勧め、子供を産み、家庭を大切にするよう指導するのが一番だと思います。 そうなれば、だれにも非難されずにすむでしょう。 

15. 実際、すでに教会に背を向け、悪魔の誘いに乗って道を踏みはずした未亡人が、何人かいるからです。

16. もう一度念を押しますが、親類に未亡人をかかえている場合は、その面倒を見るべきです。 教会に余計な負担をかけてはいけません。 そうでないと、ほんとうに一人ぼっちで身寄りのない未亡人を援助するお金が、なくなってしまいますから。

17. 与えられた仕事を忠実に果たしている牧師は、それに見合う十分な報酬を受け、心から尊敬されるべきです。 説教と教育の両方に熱心に励んでいる牧師の場合は、特にそうでなければなりません。 

18. なぜなら、旧約聖書に「穀物を踏んで脱穀している牛に口輪をかけ、その穀物を食べるのを禁じてはいけない」とか、「働く者が報酬を受けるのは当然である」とか書いてあるからです。

19. 牧師への不満の訴えは、二、三人の証人がいなければ、取り上げてはいけません。 

20. 万一、牧師が実際に罪を犯した場合は、教会員全員の前で責めなさい。 その悪い例にならう人を一人も出さないためです。

テモテヘの第一の手紙 5