7. また、クリスチャンでない教会外の人からも、評判の良い人でなければなりません。 そうでないと、悪魔のわなにはまって、訴える口実を与えたり、自由に教会員を指導する力を奪われたりするからです。
8. 教会の執事も、牧師と同じように、善良でまじめな人でなければなりません。 大酒飲みや、お金に執着する人でなく、
9. 信仰の、秘められた源であるキリスト様に、真心から仕える人でなければなりません。
10. ですから、正式に執事として任命する前に、その人柄や能力をテストするため、教会で何かほかの仕事をさせてみなさい。 もしそれをりっぱにやり遂げたら、執事として任命しなさい。
11. 執事の妻も、思慮深く、酒におぼれず、陰口をきかず、すべてに忠実な人でなければなりません。
12. 執事は、ちゃんとした結婚をしており、家族のだれからも慕われる円満な家庭の主人であるべきです。
13. 執事の務めをりっぱに果たす人は、人からは尊敬され、また、自ら主への確信と信頼もますます強められて、二重の報いを受けることになります。
14. 私は、近いうちに、そちらを訪問したいとは思っていますが、念のために、この手紙を書いています。
15. もしその訪問がしばらく実現しなくても、生ける神の教会のために、どのような人を役員として選ぶべきかを、あなたに知ってもらいたいからです。 教会は、真理を高く掲げるとりでなのです。
16. 神様を敬う生涯を送ることは、決して、なまやさしいものではない、と言われますが、まさにそのとおりです。 しかし、その解決はキリスト様のうちにあるのです。キリストは人として地上に来られ、その霊において汚れなく、きよらかであることが証明され、御使いたちに仕えられ、諸国民の間に宣べ伝えられ、至る所で信じられ、再び栄光のうちに天に引き上げられたのです。