ダニエル書 4:8-17 リビングバイブル (JLB)

8. 最後に、ダニエルが来た。 余は自分の神の名にちなんで、彼にベルテシャツァルと名をつけたが、この者には聖なる神の霊が宿っていたのだ。 そこで余は、ダニエルに夢のことを話した。

9. 「おお、呪法師の長ベルテシャツァル。 余はおまえのうちに聖なる神の霊が宿っており、どんな秘密も見事に解き明かせるのを知っているぞ。 余の夢の意味を教えてくれ。

12. 葉は青々と茂り、枝にはすべての人が食べても足りるほど、実がたわわになっていた。 野の動物はその木陰にいこい、鳥はその枝を住みかとし、全世界がその木によって養われた。 

13. 以上のようなことを夢で見ていると、神様の使いの一人が天から降りて来るのが見えた。

14. その御使いはこう叫んだ。 『その木を切り倒し、枝を切り払え。 また、葉を振り落とし、実をまき散らせ。 動物を木陰から、鳥を枝から追い払え。 

15. だが、切り株と根は残し、鉄と青銅の鎖をかけて、野の若草の中に置け。 天の露にぬれさせ、野の動物といっしょに草を食べさせるのだ! 

16. 七年間、人の心ではなく動物の心を持たせるがよい。 

17. これは見張り人たちの宣告であり、聖なる者たちの命令である。 このように宣言するのは、いと高き神が、世界の国々を支配し、みこころのままに、人間の中で最もへりくだった者にさえ、その国々をお与えになるということを、全世界が知るためである。』

ダニエル書 4