3-4. この指導者たちが全員出席して像の前に立つと、伝令官が大声で叫びました。 「諸国、諸国語の皆様。 陛下のご命令です。
26. それから、王は燃える炉の口にできるだけ近づいて、こう叫びました。 「シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴ。 いと高き神のしもべたちよ、出て来い。 すぐ出て来い!」 すると、三人は出て来たではありませんか。
27. 君主、長官、総督、参議官たちが、駆け寄って、三人を調べました。 驚いたことに、焼かれたあとは少しもありません。 頭の毛も焦げず、上着も焼けず、煙の臭いさえしませんでした。
28. 王は、思わず感嘆の声をあげました。 「シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神様は、なんとすばらしい方だ! 王の命令を拒み、自分たちの神様以外の神を拝むくらいなら死もいとわないほど、信仰に徹したしもべたちに、御使いを送って救い出してくださるとは。
29. よいか、余の命令だ。 シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神様に逆らう者は、どの国、どの国語、どの宗教の者であっても、手足を切り取り、その家をごみの山とする。 この三人の神様のようにできる神は、ほかにいないからだ。」
30. 王は、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを昇進させました。 それで三人は、バビロン州で大いに栄えたのです。