10. 彼らは思い上がり、全世界を支配する神様の国民をあざけったので、報いを受けるのだ。
11. 神様は彼らをひどい目に会わせ、世界の列強の神々をことごとく餓死させる。 全世界の人々はみな、自分の住む地で、神様を礼拝するようになる。
12. エチオピヤ人よ。 おまえたちも神様の剣で切り倒される。
13. 北の地も同様だ。 神様はアッシリヤを滅ぼし、その壮大な首都ニネベ〔周囲百キロの大城郭都市だったが、完全に破壊された〕を、荒野のような不毛の地にする。
14. あの隆盛を誇っていた町が、羊の牧草地となり、あらゆる野獣が住みつくようになるのだ。 針ねずみは巣穴を掘り、はげたかやふくろうは宮殿の廃墟に住み、破れた窓で鳴いている。 からすは扉のところで鳴いている。 高価な杉の羽目板も、風雨にさらされたままだ。