ゼカリヤ書 8:14-15-23 リビングバイブル (JLB)

2. 「天の軍勢の主はこうお語りになります。 わたしの心は穏やかではない。 それどころか、敵がエルサレムに行なったすべてのことを、腹にすえかねている。 

3. 今、自分の地に帰り、自分から進んでエルサレムに住もう。 エルサレムは、『真実の町』『聖なる山』『天の軍勢の主の山』と呼ばれるようになる。」

4. 天の軍勢の主はこうお語りになります。 「エルサレムには平和と繁栄が長く続くので、また、老人たちが杖をついて通りをゆっくり歩き、 

5. 子供も道いっぱいに遊びたわむれるようになる。」

6. 神様はお語りになります。 「こんなことは、とても信じられないだろう。 おまえたちは、わずかばかりの生き残りで、おまけに落胆しているのだから。 だが、このわたしには、何でもないことなのだ。 

7. たといどこに散らされていても、自分の国民を、西からでも東からでも救い出す。 そのことを確信するがよい。 

8. 彼らを故郷に連れ帰り、安心してエルサレムに住まわせる。 彼らはわたしの国民となり、わたしは公平と真実をもって彼らの神となる。 そして、彼らの罪も赦される。」

9. 天の軍勢の主はこうお語りになります。 「さあ、工事を続け、完成させよ。 もう耳にたこができるほど、聞いたことだ。 神殿の基礎工事が始まって以来、預言者たちは口をすっぱくして、完成のあかつきには祝福が待っている、と言い続けているのだから。 

14-15. そうすれば、必ずおまえたちを祝福する。 わたしが心変わりするかもしれないなどと、思ってもみるな。 おまえたちの先祖がわたしを怒らせた時、わたしは必ず罰すると約束し、そのとおり実行した。 だから、おまえたちを祝福するというこの約束も変えることはしない。 

16. これがおまえたちの果たすべき役割だ。 真実を語り、だれに対しても公平であれ。 すべての人と仲良く、平和に暮らせ。 

17. 人を傷つけることをたくらむな。 ほんとうではないのに、ほんとうだと誓ったりするな。 わたしは、そんなことに我慢がならないのだ。」

18. また、次のような新しいお告げが、天の軍勢の主から示されました。

19. 「これまで七月、八月、十月、一月に、伝統的に守られてきた断食と嘆きの行事も、もう終わりだ。 おまえたちが真実と平和を愛するなら、それは、喜びの例祭に変わる。 

20-21. 人々が、世界中から巡礼に出かけ、この例祭に参加しようと、外国の町々からエルサレムへ押しかける。 人々は、他の町にいる親しい者を手紙で誘う。 『神様の祝福とあわれみを求めて、エルサレムへ行きましょう。 私も行きます。 さあ、すぐいっしょに行きましょう。』 

22. そうだ。 多くの人が、強い国々からも、祝福と助けを求めて、エルサレムにいる天の軍勢の主のもとに来る。 

23. その時には、それぞれ異なる国から来た十人の者が、一人のユダヤ人の上着のそでをしっかりつかみ、『どうか、友だちになってください。 知ってますよ。 神様があなたがたと共におられることをね』と頼むようになる。」

ゼカリヤ書 8