ゼカリヤ書 7:1-10 リビングバイブル (JLB)

1. ダリヨス王の治世の第四年の十一月下旬に、新しいお告げがありました。

2. ベテルの町のユダヤ人は、王の行政長官サル・エツェルおよびレゲム・メレクの率いる使節団を、エルサレムの神殿に遣わしました。それは、神様の祝福を求めるためと、 

3. 毎年八月に断食をして嘆くことにしてきた、伝統的行事を続けるべきかどうか、祭司や預言者に尋ねるためでした。

4. 神様は次のようにお答えになりました。

5. 「ベテルへ帰って、全住民と祭司たちに言え。 『捕囚の七十年間、おまえたちは八月と十月に断食し、嘆きの時を過ごしていた。 だが、本気で罪を悲しみ、罪から離れて、わたしに帰ろうとしたか。 全然、そんなことはなかった。 

6. そして今、この聖なる祭日にさえ、わたしのことなど考えもせず、食べ物のことや仲間同士の交わりや、楽しみのことばかり考えている。 

7. はるか昔、エルサレムが栄え、その南方にも平地づたいに町々が連なり、人が大ぜい住んでいたころ、預言者が警告していたのは、このような状態のままでは滅びを免れないということだった。』」

10. また、未亡人や孤児、外国人や貧乏人をいじめることをやめ、互いに悪をたくらむな。 

ゼカリヤ書 7