4. 「これは、どういうことですか。」
5. 「全世界を治める神様の前に立つ、四つの霊だ。 それぞれの務めを果たしに天から出て行くところだ。
6. 黒い馬が引く戦車は北へ行き、白い馬のがあとに従う。 まだらのねずみ色の馬が引く戦車は南だ。」
7. 馬は、地を駆け巡るために出かけたがっていました。 そこで神様が、「行って、地を巡回せよ」と命じると、すぐさま出て行きました。
8. その時、神様は私を呼んで、こうお語りになりました。 「北へ行った戦車は、わたしの判決を執行し、その地へのわたしの怒りを静める。」
9. 神様はまた、別のお告げを下さいました。
12. 天の軍勢の主は、彼にお語りになる。 『おまえは、やがて来る人を表わすしるしだ。 その人は「枝」と呼ばれ、自力で成長し、神の神殿を建てる。
13. さらに王の称号を受ける。 彼は王として、また祭司として世を治め、二つの務めをみごとに調和させる。』
14. それから、ささげ物をしたヘルダイ、トビヤ、エダヤと、ヨシヤとの栄誉のために、神殿にその冠を安置せよ。
15. 遠い地から来た三人は、神殿を再建するために、いつか遠い地から来る人々を表わしている。 そのことが起こる時、おまえたちは、このお告げが天の軍勢の主である神からのものであったことを知る。 だが、神のおきてに心から従わないなら、このようなことは起こらない。」