1. これは、ダリヨス王の治世の第二年の十一月上旬に、ベレクヤの子で、祭司イドの孫にあたるゼカリヤに、神様から示されたお告げです。
2. 天の軍勢の主であるわたしは、おまえたちの先祖に激しい怒りを燃やした。
3. だが、おまえたちがわたしのもとに帰るなら、わたしもおまえたちのもとに帰り、恵みを与えよう。
4. 先祖たちのようであってはならない。 先の預言者たちは、先祖伝来の悪の道から離れるように訴え続けてきたが、むだ骨に終わった。「さあ、わたしのもとに帰れ」と語ったのに、いっこうに聞こうとせず、馬耳東風だった。
5-6. 先祖も預言者も、とうの昔に死んでしまった。 だが、彼らが身をもってあかしした、「神のことばは永遠に保つ」という真理を忘れるな。 神のことばは彼らに迫り、彼らを罰した。 それで、ようやく悔い改めた。その時、彼らは言った。 「当然の報いを受けたのです。 神様は警告どおりのことをなさいました。」
7. それから三か月後の二月に、神様から別のお告げが、夜の幻のうちにゼカリヤに示されました。
8. 私は、川岸のミルトスの木の間に、一人の人が赤い馬にまたがっているのを見ました。 そのうしろに、赤、栗毛、白い馬が続き、それぞれ人が乗っています。