サムエル記下 6:4-18 リビングバイブル (JLB)

4. アフヨが先導を務め、 

5. ダビデをはじめイスラエルの指導者たちが、あとに続きました。 一行は喜びのあまり、木の枝を振りかざし、神様の前で、竪琴、琴、タンバリン、カスタネット、シンバルなど、ありとあらゆる楽器を鳴らして、思いっきり踊りました。

6.  ところが、ナコンの打ち場まで来た時、牛がつまずいたのです。 ウザはあわてて手を伸ばし、箱を押さえようとしました。 

7. とたんに、神様の怒りがウザに向かって燃え上がったのです。 箱にさわったため、ウザは神様に打たれ、箱のそばで息絶えました。 

8. この神様の仕打ちにダビデは憤慨し、そこをペレツ・ウザ〔ウザに怒りが臨んだ地〕と呼びました。 今でもそう呼ばれています。

9.  ダビデはすっかりこわくなり、「とても箱をお移し申せません」と言いました。 

10. 急きょ、神の箱をダビデの町へ移すことは中止し、ガテ出身のオベデ・エドムの家に預けることにしたのです。 

11. 箱は、三か月間オベデ・エドムの家に置かれました。 おかげで、彼の家は祝福されました。

12.  それを聞いたダビデは、盛大に祝って、神の箱をダビデの町へ運ぶことにしました。 

13. 箱をかつぐ者たちは、六歩進むと、しばらく立ち止まりました。 ダビデが、太った牛と子羊をいけにえにささげたからです。 

14. ダビデは神様の前で、力の限り踊りました。 この時は祭司の服をまとっていました。 

15. イスラエルは歓声をあげ、ラッパを吹き鳴らして、神の箱をダビデの町に運び入れたのです。

16.  行列が町に入って来るのを、サウルの娘ミカルは窓から眺めていました。 そして、神様の前で跳ねたり踊ったりしているダビデを見て、軽べつの気持ちがわいてきたのです。

17.  神の箱は、ダビデが用意しておいた天幕に安置されました。 ダビデは神様に、完全に焼き尽くすいけにえと和解のいけにえをささげました。 

18. それから、天地を支配なさる神様の名によって国民を祝福し、 

サムエル記下 6