サムエル記下 5:2-11 リビングバイブル (JLB)

2. サウルが王であった時にも、ほんとうの指導者は、あなた様でした。 神様は、あなた様こそイスラエルの指導者だ、とおっしゃっておいでです。」

3.  ダビデは、ヘブロンに集まったイスラエルの指導者たちと、神様の前で契約を結びました。 彼らはダビデを、イスラエルの王座に迎えたのです。 

6.  さて、ダビデは兵を率いてエルサレムへ向かい、そこに入り込んでいたエブス人と戦いました。彼らは豪語しました。 「おまえなんかに攻め入られてたまるか。 おまえなど盲人や足なえにだって、簡単につまみ出せるわ!」 彼らは、安心しきっていたのです。 

7. ところが、ダビデ軍はエブス人を打ち負かし、現在ダビデの町と呼ばれている、シオンの要害を占領したのです。

8.  町を守る者たちの暴言を耳にしたダビデは、水くみの地下道をくぐって町に攻め上り、あの『ちんば』や『めくら』のエブス人を滅ぼせ。 憎いやつらだ」と命じました。 このことから、「盲人や足なえは宮に入ってはならない」と言われるようになったのです。

9.  ダビデは、シオンの要害をダビデの町と呼び、本拠地に定めました。 ついで町の旧ミロ地区から北側に、現在のエルサレムの中心部に向かって、城壁を築いたのです。 

10. ダビデの勢力はますます強大になりました。 天地を支配なさる神様が共におられたからです。

11.  ツロの王ヒラムからは、ダビデ王の宮殿建設のために、上等の木材、大工、石工が送られて来ました。 

サムエル記下 5