サムエル記下 3:3-8 リビングバイブル (JLB)

3. 次男のキルアブは、カルメル人ナバルの未亡人だったアビガイルから生まれました。 三男アブシャロムの母親は、ゲシュルの王タルマイの娘マアカでした。

4. 四男アドニヤはハギテから、五男シェファテヤはアビタルから、

5. 六男のイテレアムはエグラから生まれました。

6.  戦争状態の中、アブネルはサウル家で、押しも押されぬ政治的指導者にのし上がっていきました。 

7. その地位を利用して、サウル王のそばめの一人だったリツパという娘と、関係をもつようにもなりました。 そのことでイシュ・ボシェテから責められると、 

8. アブネルはひどく腹を立てました。「たかがこれくらいのことで、文句を言われなきゃならんユダの犬なんですかね。 だれのおかげで、ダビデに売り渡されずにすんだんです? あなたのため、お父上のため、どれほど、この私が尽くしてきたことか。 それがどうです。 あの女のことで難くせをつけて、恩を仇で返すおつもりとは……。 

33-34. 「アブネル、どうして、ばかみたいな死にかたをしたのだ。」 ダビデは嘆き悲しみました。「おまえの手は縛られず、足もつながれなかったのに、おまえは暗殺された、悪い計略のいけにえとして。」国民はまた、アブネルのために泣きました。 

35-36. その葬式の日、ダビデは、夕食を少しでも食べるよう、しきりに勧められましたが、頑として聞き入れず、日没までは食を断つと誓ったのです。 このことばかりでなく、ダビデのすることなすことはすべて、人々を満足させました。 

サムエル記下 3