1. これが、サウル家とダビデ家との長い戦いの始まりでした。 ダビデがますます権力を増していくのに反して、サウル王家は衰えていきました。
2. ダビデは、ヘブロン生活の間に、息子を数人もうけました。 長男のアムノンは、妻アヒノアムから生まれました。
3. 次男のキルアブは、カルメル人ナバルの未亡人だったアビガイルから生まれました。 三男アブシャロムの母親は、ゲシュルの王タルマイの娘マアカでした。
4. 四男アドニヤはハギテから、五男シェファテヤはアビタルから、
5. 六男のイテレアムはエグラから生まれました。
24-25. ヨアブは王のもとへ飛んで行きました。 「あんまりではございませんか。 アブネルをむざむざお帰しになるなど、もってのほかですよ。 あいつの魂胆はご存じでしょう。 われわれを攻めるために、動静を探りに来たに決まっております!」
33-34. 「アブネル、どうして、ばかみたいな死にかたをしたのだ。」 ダビデは嘆き悲しみました。「おまえの手は縛られず、足もつながれなかったのに、おまえは暗殺された、悪い計略のいけにえとして。」国民はまた、アブネルのために泣きました。
35-36. その葬式の日、ダビデは、夕食を少しでも食べるよう、しきりに勧められましたが、頑として聞き入れず、日没までは食を断つと誓ったのです。 このことばかりでなく、ダビデのすることなすことはすべて、人々を満足させました。