20. 「そんなつもりでは決してないのだ。
21. わしらの目あては、エフライム山地出身のシェバという男だけでな。 そいつはダビデ王に背いたのだ。 やつさえ引き渡してもらえれば、何の手出しもせずに引き揚げるさ。」「かしこまりました。 その男の首を、城壁の上から投げ落としてご覧に入れましょう。」
22. 女はさっそく、賢明にも、この考えどおり住民を動かしました。人々はシェバの首をはね、ヨアブのところに投げ落としたのです。ヨアブはラッパを吹き鳴らして兵を呼び戻し、エルサレムの王のもとへ引き揚げました。