サムエル記下 19:35-39 リビングバイブル (JLB)

35. 八十にもなっては、余命いくばくもございません。 ごちそうやぶどう酒の味も、わからんようになっとります。 余興も楽しゅうはございません。 足手まといになるばかりでございます。 

36. ただ、ごいっしょに川を渡らせていただければと思いましてな。 これほど名誉なことは、ございますまい。 

37. そうしたら戻りますわい。 両親の墓のある故郷で死にとう存じます。 で、ここに控えておりますのがキムハムと申しますが、これにお供をさせていただけませんかな。 どうか、わしの代わりに面倒を見ていただきとう存じます。」

38.  「それはいい。 キムハムとやらを連れてまいろう。 ご恩返しのつもりで世話させていただきますぞ。」

39.  こうして、全員が王とともにヨルダン川を渡り終えました。 ダビデから祝福の口づけを受けると、バルジライは家路につきました。 

サムエル記下 19