2. 王は、「いったい何のためだ」と尋ねました。「ろばは、ご家族のお乗り物にと存じまして。 パンと夏のくだものは、若いご家来衆に召し上がっていただき、ぶどう酒は、荒野で弱った方々に、飲んでいただきとうございます。」
3. 「メフィボシェテはどこにおる。」「エルサレムに残っております。 あの方は、『今こそ、王になれる! きょうこそ、祖父サウルの王国を取り戻すのだ』と申しておりました。」
4. 「それがかなったら、メフィボシェテのものを全部、おまえにやるぞ。」「ありがとうございます、陛下。 心からお礼申し上げます。」
5. ダビデの一行がバフリムの村を通り過ぎると、一人の男がのろいのことばをあびせながら、出て来ました。 男はゲラの息子シムイで、サウル一族の者でした。