サムエル記上 7:8-13 リビングバイブル (JLB)

8.  「どうぞ、お救いくださるよう、神様に願ってください。」 とうとう、サムエルに泣きつきました。

9.  そこでサムエルは、乳離れ前の子羊一頭を取り、完全に焼き尽くすいけにえとして神様にささげ、イスラエルを助けてくださるよう祈りました。 祈りは答えられたのです。 

10. ちょうどサムエルがいけにえをささげていた時、ペリシテ人が攻めて来ました。 ところが神様は、天から大きな雷鳴をとどろかせ、彼らを大混乱に陥らせてくださったのです。 敵はたちまち総くずれです。 イスラエル人はなお、 

11. ミツパからベテ・カルまで追い打ちをかけ、道々、完全に敵を滅ぼしました。 

12. この時サムエルは、一つの石をミツパとシェンの間にすえ、エベン・エゼルと名づけました。 「助けの石」という意味です。 彼が、「まさしくここまで、神様がお助けくださった」と宣言したからです。 

13. こうしてペリシテ人は制圧され、二度とイスラエルを襲撃したりしませんでした。 サムエルが生きている間、神様がペリシテ人を見張っておられたからです。 

サムエル記上 7