8. 箱をその荷車に載せ、ねずみやはれ物にかたどった金の像を詰めた箱もいっしょに置きなさい。 そして、雌牛の思いのままに引かせるのです。
9. もし国境を過ぎてベテ・シェメシュの方へ向かうなら、この大災害を下したのはイスラエルの神だと、はっきりするでしょう。 しかし、そちらへは行かず、〔子牛のいる牛小屋へ戻るなら〕、あれは偶然の出来事で、イスラエルの神とは全く関係ありません。」
10. 人々は言われたとおりにしました。 子牛を産んだばかりの二頭の雌牛を車につなぎ、子牛を牛小屋に閉じ込めました。
11. ついで、神の箱と、金で作ったねずみやはれ物の模型を詰めた箱とを積み込みました。
12. 果たせるかな、雌牛はうれしそうに鳴きながら、ベテ・シェメシュへの道をまっしぐらに突き進んだのです。 ペリシテ人の指導者たちは、ベテ・シェメシュの国境までついて行きました。
13. 一方、ベテ・シェメシュの人々は、谷間で小麦の刈り入れをしていましたが、神の箱が来るのを見て、喜びのあまり飛び上がりました。