1-2. ペリシテ人は奪い取った神の箱を、エベン・エゼルの戦場からアシュドデの町へ移し、偶像ダゴンの宮に運び込みました。
3. ところが、翌朝、人々が見物に来ると、どうでしょう。 ダゴンが神の箱の前で、うつぶせに倒れているではありませんか。 人々はあわてて、元どおりの場所に安置しました。
4. ところが、次の日も同じことが起こったのです。 ダゴンの像は神の箱の前に、うつぶせに倒れていたのです。 しかも、今度は胴体だけで、頭と両手は切り取られ、戸口のあたりに散らばっています。
5. そういうわけで、ダゴンの祭司も参拝者も、今日に至るまで、アシュドデにあるダゴンの宮の敷居を踏んだことがありません。
6. そのうえ神様は、アシュドデと周囲の村々の住民をはれ物で悩ませ、滅ぼしにかかりました。
7. この出来事に、人々はわめき始めたのです。 「これ以上、イスラエルの神の箱をここに置いてはいかん。ダゴンの神様もろとも、みんなおだぶつだぞ。」