サムエル記上 3:10-18 リビングバイブル (JLB)

10.  すると、神様が来て、さっきのように、「サムエル! サムエル!」とお呼びになりました。そこでサムエルは、「はい。 聞いております」と申し上げたのです。

11.  神様はサムエルに告げました。 「わたしは、イスラエルに衝撃を与えるつもりだ。 

12. エリに警告しておいた恐ろしいことが、ぜんぶ現実となるだろう。 

13. エリの一族は永遠にさばかれる、と警告しておいたはずだ。 息子どもの神を冒涜する行為を、エリは手をこまぬいて見ていたからだ。 

14. わたしは誓う。 エリと息子の罪は、いけにえやささげ物をいくら積もうと、決して赦されはしない。」

15.  サムエルは朝まで床につき、それから、いつものように宮のとびらを開けました。 サムエルは、神様のお告げをエリに話したものか、ためらい恐れました。 

16-17. ところが、エリのほうからサムエルを呼んだのです。「サムエルや。 神様は何とお告げになったかな。 包み隠さず話してくれ。 小指の先ほどでも隠してはいけないよ。 そんなことをしたら、神様がきつく罰してくださるように。」

18.  サムエルは、神様から告げられたとおりを洗いざらい打ち明けました。「神様のみこころじゃよ。 どうか、神様が最善と思われることがなるように」と、エリは答えました。

サムエル記上 3