サムエル記上 3:1-12 リビングバイブル (JLB)

1.  サムエル少年は、エリを助けて、神様に仕えていました。 そのころは、めったに神様からお声がかかることはありませんでした。

6. 神様はまたも、「サムエル!」とお呼びになったのです。 サムエルはまた飛び起きて、エリのもとへ駆けつけました。「はい。 何かご用でしょうか。」「いいや、呼んだりせんぞ。 いいから、帰ってお休み。」

7.  サムエルは今まで、神様からおことばをいただいたことがなかったのです。 

8. ですから、三度目に呼ばれた時も、またエリのもとへ駆けつけたのです。「はい。 ご用でしょうか。」この時、エリには、少年にお語りになったのは神様だとひらめいたのです。 

9. そこで、こう言い聞かせました。 「さあ、もう一度お休み。 今度呼ばれたら、『はい、神様。 私は聞いております』と申し上げるのだよ。」 サムエルは寝床に引き返しました。

10.  すると、神様が来て、さっきのように、「サムエル! サムエル!」とお呼びになりました。そこでサムエルは、「はい。 聞いております」と申し上げたのです。

11.  神様はサムエルに告げました。 「わたしは、イスラエルに衝撃を与えるつもりだ。 

12. エリに警告しておいた恐ろしいことが、ぜんぶ現実となるだろう。 

サムエル記上 3