サムエル記上 3:1-10 リビングバイブル (JLB)

1.  サムエル少年は、エリを助けて、神様に仕えていました。 そのころは、めったに神様からお声がかかることはありませんでした。

6. 神様はまたも、「サムエル!」とお呼びになったのです。 サムエルはまた飛び起きて、エリのもとへ駆けつけました。「はい。 何かご用でしょうか。」「いいや、呼んだりせんぞ。 いいから、帰ってお休み。」

7.  サムエルは今まで、神様からおことばをいただいたことがなかったのです。 

8. ですから、三度目に呼ばれた時も、またエリのもとへ駆けつけたのです。「はい。 ご用でしょうか。」この時、エリには、少年にお語りになったのは神様だとひらめいたのです。 

9. そこで、こう言い聞かせました。 「さあ、もう一度お休み。 今度呼ばれたら、『はい、神様。 私は聞いております』と申し上げるのだよ。」 サムエルは寝床に引き返しました。

10.  すると、神様が来て、さっきのように、「サムエル! サムエル!」とお呼びになりました。そこでサムエルは、「はい。 聞いております」と申し上げたのです。

サムエル記上 3