1. さて、ペリシテ軍はアフェクに集結し、イスラエル軍はイズレエルにある泉のほとりに陣を張りました。
2. ペリシテ軍の隊長たちは大隊や中隊を率いて進軍し、ダビデとその配下はアキシュ王を守ってしんがりを務めました。
3. ところが指揮官たちは、「このイスラエル人どもは、いったいどうしたんです」と質し始めたのです。するとアキシュ王は、「イスラエルの王サウルの家来、ダビデじゃよ。 わしのもとに落ちのびて、一、二年になるが、きょうまで、一つもやましい点がなかったぞ」となだめ役に回りました。
4. しかし、指揮官たちは腹を立てるばかりです。「追い返してください! やつらがいっしょに戦うはずはありませんよ。 ま、せいぜい裏切られるのが落ちです。 戦場で寝返ってみなさい。 それこそ、主君と仲直りする絶好のチャンスですよ。