サムエル記上 23:2-11 リビングバイブル (JLB)

2.  ダビデは、「ペリシテ人を攻めに行くべきでしょうか」と、神様にうかがいを立てました。「よし、ケイラを救いに行け」とのお答えです。

3.  ところが、配下の者は、「ユダにいてもこわいくらいですのに、とてもケイラまで行って、ペリシテ全軍を向こうに回す勇気などありません」と反対します。

4.  もう一度、神様にうかがいを立てたところ、再びお答えがありました。 「ケイラに行け。 わたしが助けてペリシテ人を征服させよう。」

5.  一行はケイラに急行し、ペリシテ人を殺して家畜を没収しました。こうして、ケイラの住民は救い出されたのです。 

6. 祭司エブヤタルもダビデとともにケイラへ行き、神様からお告げを受けるために、エポデを携えて行きました。 

7. まもなく、ケイラにダビデが現われたことは、サウル王の耳にも入りました。「チャンスだ! 今度こそ、ひっ捕らえてやるぞ。 神様がわしの手に、あいつを渡してくださったのだ。 城壁に囲まれた町の中に飛び込んでくれた、というわけだ。」

8.  王は全軍を率いてケイラに進軍し、ダビデとその一党を包囲しようとしました。 

9. 王の魂胆を見抜いていたダビデは、祭司エブヤタルにエポデを持って来させ、どうしたらよいか、神様にうかがわせました。

10.  ダビデは尋ねました。 「イスラエルの神様。 サウル王が襲って来て、ケイラを滅ぼすそうです。 私がここにいるからです。 

11. ケイラの人々は私を引き渡すでしょうか。 また、王が攻めて来るという知らせは本当でしょうか。 イスラエルの神様。 どうか、お教えください。」「攻めて来る。」

サムエル記上 23