1. ダビデはガテを去り、アドラムのほら穴へ逃げのびました。 そうこうするうち、そこに兄弟や身内の者が、おいおい集まって来たのです。
2. そのほか、問題や借金をかかえた者、不満をいだいている連中などが集まって来たので、たちまちダビデは、約四百人の子分を持つ頭領となってしまいました。
3. ダビデはこのあとモアブのミツパへ行き、モアブ王に、事態がはっきりするまで両親を保護してもらえないかと頼みました。
4. それで両親は、ダビデがほら穴に陣取っていた間、ずっとモアブ王のもとにいたのです。
11-12. 王は、直ちに、アヒメレクとその全家族、それにノブにいる祭司全員を呼び寄せました。 一同がそろうと、激しい口調でアヒメレクを責めました。 「よく聞け、アヒトブの息子めっ!」「何でございましょう。」 アヒメレクはびくびくしながら答えました。