サムエル記上 2:1-7 リビングバイブル (JLB)

1.  ハンナは祈りました。「ああ、うれしゅうございます、神様。こんなにも祝福していただいて。私は敵にはっきり答えてやれます。神様が悩みを取り去ってくださいましたから。喜びでいっぱいです。

2.  神様ほど聖なる方はありません。あなた様のほかに神はないのです。私たちの神様ほどの大岩はありません。

3.  ゆめゆめ思い上がった、横柄な態度は禁物です。神様は何もかもご存じで、すべての行為をおさばきになるのです。

4.  力を誇った者が弱くなり、弱かった者が今や強くなっています。

5.  満ち足りていた者が今は飢え、飢えていた者が満ち足りています。不妊の女が今は七人の子持ちとなり、多産の女がもう子供は産めません。

6.  神様は殺し、神様はいのちをお与えになります。

7.  ある人々を貧しくし、また、ある人々を裕福になさいます。ある者を倒し、また、ある者を立ち上がらせてくださいます。

13-14. いけにえをささげている人を見ると、必ず召使を一人やるのです。 そして、いけにえの動物の肉が煮えていると、その召使が三つ又の肉刺しを大なべの中に突き刺し、この分はみなエリの息子のものだと宣告したのです。 彼らは、いけにえをささげて神様を礼拝する、シロ詣でのイスラエル人相手に、だれかれの区別なく、こんな態度をとっていました。 

23-25. エリは息子たちを呼びつけて注意しました。 「わしは神様の国民から、身の毛もよだつような、おまえたちの悪行について、さんざん聞かされた。 よくも神様の国民を罪に惑わすようなことをしてくれたもんだな。 通りいっぺんの罪でもきびしい罰が下るのに、おまえらの神様に対する罪には、どれほど重い罰が下るか知れたものではないぞ。」 ところが息子たちは、耳を貸そうともしません。 それというのも、神様がすでに、この二人を殺そうとしておられたからなのです。

サムエル記上 2