24. 「私は罪を犯しました。 仰せのとおり、あなたのお指図にも神様のご命令にも背きました。 国民を恐れて、言うなりにしたのです。
25. どうか、この罪をお赦しください。 神様を礼拝するため、いっしょに行ってください。」
26. 「いまさら、むだなことじゃ! ご命令を退けたおまえを、神様もイスラエルの王位から退けられたのだ。」
27. こう答えて引き返そうとするサムエルに、サウルはとりすがり、そのはずみにサムエルの上着を破ってしまいました。
28. サムエルはサウルに言いました。 「よく見るがよい。 神様は、きょう、おまえからイスラエルの王国を取り上げて、もっとすぐれた人物にお渡しになったのだ。
29. イスラエルの栄光そのものであるお方のことばに偽りはなく、心変わりもありえないぞ。」