コリント人への第二の手紙 3:4-12 リビングバイブル (JLB)

4. 大胆にこのような自慢をするのは、キリスト様を通して、心から神様に信頼しているからに、ほかなりません。 すなわち、神様は必ず、私たちのことばが真実となるよう助けてくださる、と信じているからです。 

5. 不変の価値があることを、自分の力でできる、と考えているからではありません。 私たちの力も成功も、ただ神様から来るのです。 

6. 神様は、人々を救う新しい契約について、人々に知らせることができるように、助けてくださいました。 私たちは、「神様のおきてを全部守れ。 さもないと滅びるぞ」と教えているのではありません。 「聖霊様が新しいいのちを下さる」と教えているのです。 「十戒」を守って救われようとする、古い方法の行き着く先は死です。 しかし新しい方法によれば、聖霊様からいのちをいただけるのです。

7. けれども、死に通じる、おきてによる、その古い方法も、初めは輝かしい栄光をおびていたのです。 その栄光のまばゆさに、イスラエルの人々は、モーセの顔をまともに見られないほどでした。 従うべき神のおきてを示した時のモーセの顔は、神の栄光そのもので光り輝いていたからです。――もっとも、その輝きは、やがて消え去る運命にあったのですが。 

8. とすれば、聖霊様がいのちを与えてくださる、この今の時には、はるかにすばらしい栄光を、期待できるのではないでしょうか。 

9. 死に通じる計画にも栄光があったのなら、人々を神様との正しい関係に導く計画には、なおさら、栄光が満ちあふれるのです。 

10. 事実、モーセの顔の最初の栄光は、新しい契約の圧倒的な栄光に比べたら、取るに足りないものです。 

11. もし消え去ってゆく古い方法にも、天の栄光が満ちていたとすれば、私たちの救いのために立てられた神様の新しい計画には、はるかにまさった栄光があるはずです。 それは永遠に続くものだからです。

12. この新しい栄光は、決して消え去らないと確信しているので、私たちはきわめて大胆に語れるのです。 

コリント人への第二の手紙 3