3. あなたがたは、キリスト様がほんとうに私を通して語っておられるかどうか、知りたいのでしょうから、その証拠を示します。 キリスト様は、あなたがたに弱い態度をとられるのではなく、あなたがたの内部で強大な力を発揮なさいます。
4. キリスト様の人間としての弱い体は、十字架上で死にました。 しかし今や、キリスト様は、神様の偉大な力を受けて生きておられます。 私たちもキリスト様同様、肉体的には弱い者でしたが、今はまた、キリスト様に似て、強く生きる者となっています。 そして、あなたがたに対処するに十分な神の力を、いただいているのです。
5. よくよく自分を吟味しなさい。 ほんとうにクリスチャンだと言えますか。 クリスチャンとしてのテストに合格していますか。 自分の内に住まれるキリスト様と、そのあふれる力とを、いよいよ強く実感していますか。 それとも、事実とは裏腹に、ただクリスチャンのふりをしているだけですか。
6. 私たちはこのテストに合格し、確実に主のものとなっています。 このことを、あなたがたに認めてほしいのです。
7. あなたがたが正しい生活をするように祈っています。 それは、私たちの教えの正しさが証明され、面目を施したいからではありません。 たとい私たちは軽べつされようとも、あなたがたには、正しい行ないをしてもらいたいからです。
8. 私たちの務めは、いついかなる時にも、正しいことを勧めることであって、悪を望むことではありません。
9. 自分は弱くて軽べつされても、あなたがたがほんとうに強くなってくれれば、うれしいのです。 最大の願いと祈りは、あなたがたが一人前のクリスチャンになってくれることです。
10. 今この手紙を、そちらに行って、しかったり罰したりしないですむようにと願いつつ、書いています。 私に託されている主の権威を、あなたがたを罰するためにではなく、強くするために使いたいからです。
11. 最後に、次のように書いて、筆を置きます。喜びなさい。キリスト様に属する者として成長しなさい。私のことばを心にとめなさい。互いに仲よく、平和に過ごしなさい。どうか、愛と平和の神様が、あなたがたと共にいてくださいますように。
12. 主にあって、互いに親しみをこめて、あいさつを交わしなさい。 こちらのクリスチャン全員が、心からよろしくと言っています。
13. どうか、主イエス・キリストの恵みが、あなたがた一同にありますように。 神様の愛と聖霊様との交わりが、あなたがたのものとなりますように。パウロ