2-3. 十四年前、私は天に引き上げられました。 肉体のままか、それとも霊だけがか、なんてことは、聞かないでください。 私にはわからないのです。 答えられるのは、神様お一人です。 しかしいずれにしても、私はパラダイスに引き上げられたのです。
16. あなたがたの中には、こう言っている人がいます。「確かに、パウロは来ても、何の負担もかけなかったように見える。 だが、あいつは卑劣なやつだから、きっと陰で、うまいこと金をまきあげていたに違いない。」
17. どうして、そんなことができたでしょう。 私が行かせた人たちのうち、だれか、あなたがたを利用しましたか。
18. 私はテトスにコリント行きを勧め、また、ほかの友人を同行させました。 彼らがあなたがたをだまして、何かもうけ仕事をしたでしょうか。 もちろん、そんなことはしませんでした。 私たちは、同じ聖霊様をいただき、同じ歩調で歩いて、同じ方法で行動しているのですから。
19. よく思われたいばかりに、こう書くのだ、と思っていることでしょう。 でもそれは、全く見当違いです。 神様の前で、宣言しておきます。 愛する皆さん。 私がこう書いてきたのは、あなたがたを助けるため、その信仰を成長させるためであって、自分のためではありません。
20. 心配なことがあります。 私がそちらに着いてみると、期待はずれの状態で、そのため、あなたがたの望まないような行動をとらざるをえない事態が生じないかということです。 もしかしたら、そちらでは、争い、ねたみ、怒り、横暴、悪口、陰口、高慢がいっぱいで、秩序がすっかり乱れているのではないでしょうか。