コリント人への第二の手紙 1:1-17 リビングバイブル (JLB)

1.  神様からキリスト・イエスの使者に任命されたパウロと、信仰の友テモテから、コリントおよびギリシヤ全土に住むすべてのクリスチャンへ。 

2. どうか、私たちの父なる神と主イエス・キリストが、あなたがた一人一人に、あふれるほどの祝福と平安とを、注いでくださいますように。

5. 私たちがキリスト様のために苦しめば苦しむほど、慰めと励ましが、もっと豊かにキリスト様から与えられるという事実、これは確かです。 

8. 愛する皆さん。 私たちがアジヤでなめた苦しみについて、ぜひ知っていただきたいと思います。 非常に激しい迫害を受け、打ちのめされて、もうこれ以上生き延びるのはむりかと思いました。 

9. 死を覚悟し、自分の無力さを痛いほど思い知らされました。 しかし、それがよかったのです。 というのは、そんな状態の中で、何もかも神様にお任せしたからです。 救い出すことができるのは、神様だけです。 死人を復活させることさえ、できるお方なのですから。 

10. やはり、神様は私たちを助け、恐ろしい死の危険から救い出してくださいました。 そしてこれからも、何度でも、救い出してくださるに違いありません。 

11. あなたがたもまた、祈りによって私たちを助けてください。 それは、私たちの安全を願う、その祈りに、神様がはっきりと答えてくださるのを見て、あなたがたが、もっともっと感謝と賛美をささげるようになるためです。

12. 私たちは、どのような場合にも、自分の知恵に頼らず、助けてくださる主に静かに信頼し、きよさと誠実さをもって行動してきました。 特にあなたがたには、そのようにふるまってきました。 胸を張ってそう言えるのを、とてもうれしく思います。 

13-14.  私の手紙は、単刀直入に、しかも、真心をこめて書いたものです。 どちらにも取れるあいまいなことは、決して書いていません。 それで、たとい今は、私についてあまりよく知らないあなたがたでも〔もっとも、いつかはよく知っていただきたいのです〕、私を受け入れ、私を誇りとしてくださるよう望みます。 もちろん、今も、ある程度そうしてくれていますが。 ちょうど、主イエスがもう一度帰って来られる日に、私があなたがたを誇りにするのと同じようにです。 

15-16. あなたがたの私に対する理解と信頼を確信したので、次のような計画を立てました。 すなわち、マケドニヤへ向かう途中、まずコリントであなたがたに会い、また帰りにも立ち寄るという計画でした。 そうすれば、あなたがたは二倍の祝福を受けることができ、私も、あなたがたに送られて、ユダヤへ行けるからです。

17. では、なぜ計画を変更したのか、と尋ねるかもしれません。 その決心が、まだ固まっていなかったからでしょうか。 それとも、私も世間の人のように、ほんとうは「いいえ」のつもりで「はい」と言ったりしたのでしょうか。 

コリント人への第二の手紙 1