22. ささいなことで、すぐに良心を悩ませる人たちのそばでは、自分の知識をひけらかすような行動をしたり、「それは考えが足りない」などと指摘したりはしません。 そうすると、彼らのほうでも心を開いてくれて、力になることができます。 そうです。 キリスト様のことを話し、その人が救われるためには、私はどんな人に対しても、対等の立場に立とうと心がけています。
23. これは、良い知らせを伝えるためであり、また、キリスト様に導かれる彼らを見て、私自身も祝福を受けるためでもあります。
24. 競走をする場合、優勝者は一人だけです。 ですから、あなたがたも、優勝するように走りなさい。
25. 優勝するには、ベストを尽くせるよう、何事にも節制しなければなりません。 競技の選手は、この世のメダルや優勝杯を得ようと、あらゆる困難と戦い、ひたすらトレーニングに励みます。 しかし私たちは、神様から与えられる、決して朽ちない栄光を受けるために、そうするのです。
26. ですから私は、ゴールを目指して、わき目もふらずに、全力で走ります。 勝つために戦うのです。 空を打つようなボクシングをしたり、おもしろ半分に走ったりもしません。
27. 競技の選手のように、自分の体をむち打って、きびしく鍛練し、自分の気分のままにではなく、なすべきことができるよう、訓練しています。 そうでないと、ほかの人たちを競技に参加させておきながら、自分は失格者として、退場を命じられるかもしれないからです。