14. 同じように、主は、良い知らせを宣べ伝える者は、それを信じるようになった人々から生活を支えてもらうべきだ、と命じておられます。
15. けれども、私はあなたがたに、ビタ一文要求したことはありません。 それに、今からでもそうしてほしいと、それとなく、ほのめかしているのでもありません。 実を言えば、無報酬であなたがたに良い知らせを宣べ伝えることの満足感を失うくらいなら、飢え死にしたほうがましです。
16. それというのも、良い知らせを宣べ伝えても、別に私の名誉にはならないからです。 たとい、やめたいと思っても、やめるわけにはいきません。 もしやめたら、全くみじめなことになります。 それを宣べ伝えなかったら、私は災いに会います。
17. もし自分から進んで、この務めを引き受けたのであれば、主は私に特別な報酬を下さるでしょう。 しかし、実際はそうではなかったのです。 神様が私を選び出して、この聖なる任務につかせてくださったのであって、選ぶ自由などなかったのです。