4. では、先ほどの問題はどうなるでしょう。 偶像に供えた肉を食べてもよいのでしょうか。 私たちはみな、偶像など実際には神ではなく、神様はただお一人だけで、ほかにはいないことを知っています。
5. ある人は、偉大な神々は天にも地にも数多いと考えています。
6. しかし私たちは、父なる神ただお一人しかいないことを知っているのです。 この神様が、万物を創造し、人間をご自分のものとして造られたのです。 また私たちは、ただ一人の主、イエス・キリストがおられることを知っています。 この方が、すべてのものを造り、私たちにいのちを与えてくださるのです。
7. けれども、クリスチャンの中には、このことがわかっていない人もいます。 そういう人は、これまでずっと、偶像を生きているもののように考えてきたので、ただの偶像に供えられたにすぎない物を、あたかも、実在する神々に供えたかのように思ってしまうのです。そのため、それを食べる時にひどく気になり、傷つきやすい良心が痛むのです。
8. ただ、このことを覚えておいてください。 神様は、私たちがそれを食べるか食べないかなど、気にかけておられません。 食べなくても損にはならないし、食べても得をするわけではありません。
9. ただし、いくら自由だといっても、あなたがたがそれを食べたために、あなたがたよりも良心の弱いクリスチャンが罪を犯すようなことにならないよう、くれぐれも注意しなさい。